2005年11月10日

小さき者へ


「子を思う 親の心は日の光 世より世を照る 大きさに似て」


『小さき者へ』有島武郎


泣けました。

短編です。昼休みに読みました。
単純な感想ですが、自分も家族や子どものために頑張ろうと思いました。

以前、この短編を読んだのは大学生のとき。
何も感じなかったんか、全然覚えていない。

短いながらも泣き所いっぱい(泣かせるだけの小説ではありませんが)。
でも、自分も親として色々感じるところ、思うところがある。


行こう、そして出来るだけ私たちの周囲を淋しさから救うために働こう。私はお前たちを愛した。そして永遠に愛する。それはお前たちから親としての報酬を受けるためにいうのではない。お前たちを愛する事を教えてくれたお前たちに私の要求するものは、ただ私の感謝を受取って貰いたいという事だけだ。


後半あたりは自分の親のこともチラチラと思い浮かべながら読んだ。

斃れた親を喰い尽して力を貯える獅子の子のように、力強く勇ましく私を振り捨てて人生に乗り出して行くがいい。


さて、うちの娘は何をするのも頼りないし、情けないお人。
いつの日か勇ましい姿を我に見せてくれたまへ!


行け。勇んで。小さき者よ。

posted by F邸のあるじ at 12:59 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/9173486
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。