2006年08月14日

蝉しぐれ

夏が過ぎ 風あざみ♪
だれのあこがれにさまよう♪
青空に残された 私の心は夏模様♪


by 井上陽水


通勤途中、家々の庭の木から喧しいくらいセミの鳴き声が聞こえます。

ジワジワ〜♪と聞くだけでも暑苦しいその声。
この声はアブラゼミだな!?
どれ、正体を見てやろう!と思い、声のする方を見てみると、アブラゼミではなく透明の羽をしたセミが木に止まっていました。

あれれ、ミンミンゼミ?
ツクツクボウシはもう少し小さかったっけ?
こんな鳴き方だったかな?
鳴き声の主は他にいるのかな?

結局わからずじまい。
ゆっくり観察したいのですが、電車に乗り遅れないように小走りに駅へと向かいます。

セミ・・・
されど昆虫。
夏の象徴です。

『蝉しぐれ』という時代小説がありました。藤沢周平の傑作です。
蝉の声と、主人公が体験した夏の様々な出来事とがオーバーラップします。
蝉の声がBGMとなって、この物語をより切ない話として演出しています。

私にとっても、「蝉の声=夏の思い出」です。

セミの声を聞くと両親の在所(三重県の某田舎)に行って、よくカブトムシやクワガタ、それにセミを捕まえたりしたことを思い出します。
特にセミは捕まえやすいので、昆虫採集を名目に乱獲していました。
今思うと、蝉に対して随分と酷なことをしたなぁと思います。
(そのバチが当たったのか、昆虫採集の注射針を誤って自分の膝小僧に刺してしまったことがありますが^^)


  もう遠い昔の思い出です。
   ○○年前のちょうど今頃の話。


精一杯声を張り上げて鳴く蝉は、藤沢周平ではありませんが、賑やかな夏とは対極の、ナイーブな一面を感じさせてくれます。

儚いなぁ。

   蝉しぐれ 暑苦しいけど 耳すます


目がさめて 夢のあと♪
長い影が夜にのびて 星屑の空へ♪
夢はつまり 思い出のあとさき♪

夏が過ぎ 風あざみ♪
だれのあこがれに さまよう♪
八月は夢花火 私の心は夏模様♪
posted by F邸のあるじ at 21:16 | ロンドン ☁ | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
 「少年時代」大好きです。
 仕事帰りミンミンゼミの声を聞きました。1匹です。高山では蝉はあまりいないようです。神戸や京都のオープンキャンパスに行ったとき、蝉の声の合唱に驚きました。どの木にも2,3匹いたようで、これが暑さを増しているもとのように思いました。ヒグラシの声はもの悲しく感じます。
Posted by ねさま at 2006年08月14日 22:19
>ねさま
こっちはセミの数多いです。
京都は多いですよ。職場は京都の中心部なのに、どこからともなく蝉の鳴き声が聞こえてきます。
どこにいるんでしょうかね?
高山の方がセミのイメージがありますが(失礼^^)、あまりいないんですね。
ヒグラシの声もいいですね。夏のワビサビといったところでしょうか。
「少年時代」もそういったワビサビを感じる曲だと思って載せてみました。
Posted by F邸のあるじ at 2006年08月15日 09:33
注射針を膝小僧にとても痛そう
普通に手にさしただけでも痛いのに

乱獲、僕もしていました
トンボ、カエルなど
今思うととても残酷なことしていたんだなぁ
Posted by northin at 2006年08月15日 10:58
>northinさん
注射針を膝に刺したときは、死ぬかと思いました^^
でも、大丈夫でした。
私もトンボにカエルにオタマジャクシにザリガニ・・・
いろいろ捕まえたけど、死なせてしまったことも多かった。
反省。
Posted by F邸のあるじ at 2006年08月15日 13:28

もう一件、コメントさせて頂きます。

私の場合、ひぐらし蝉しぐれが、大好きです。

早朝、新聞屋さんよりも早く、
涼しい風とともに、ひぐらしの合唱が聞こえてきます。

そして、もう少し時間が経つとニイニイゼミに変わり、
日が昇り熱くなると、クマゼミが鳴き始めます。

といっても、滋賀は、クマゼミはかなり少なくて、
以前住んでいた大阪や京都では、嵐のように鳴く声が響いてましたが。。

ミンミンゼミは、関西にはあまりいなかったと記憶してます。

子供の頃、大阪では、一回だけしか見たことがありませんでした。

お邪魔しました。。。

Posted by しゅう206 at 2006年08月18日 06:17
>しゅう206さん
そうですか。
滋賀県にはミンミンゼミあまりいないんですね。ふむふむ!

なら、私が見たのはヒグラシでしょうか?
大文字は終わりましたが、まだまだ滋賀県の夏は続きそうですね。
Posted by F邸のあるじ at 2006年08月18日 10:29
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