2006年05月01日

諸国漫遊記〜1992香港・中国編D〜

上海を拠点に1泊2日でやってきた杭州。

ここには「西湖(せいこ)」という美しい湖があります。

そこはまさに漢詩の世界。
湖に垂れる柳がとても風流。
綺麗な(近くで見るとゴミが浮いてますが)風景が目に広がります。

ボートに乗ります。
料金は、人民と外国人の2重の料金制度。
通過も人民の通過と、外国人の通過と2種類ありました(現在は廃止されました)。
ようは外国人からたくさんお金をふんだくろうという意図です。

高い料金を払うのが嫌な我々は黙って中国人料金で払おうとしますが、日本人だとばれてしまいます。やはり身なりや顔の骨格なんかが違うんですね。
人民と比べると法外に高い料金を払ってボート遊覧をしました。

そして夜は湖の魚を中心とした料理。
結構泥臭かった。ちょっと苦手かな。

そして、中国のトイレに関するエピソード。
杭州にある百貨店で用をたしましたが、そこにはなんと扉がありません。
丸見えです。
見られながらしなくては・・・羞恥心を持つ私には結構ショックでかかったふらふら

それが原因となったかどうかはわかりませんが、それ以降1週間近くも出ませんでした。
この出来事を『杭州(ハンチャオ)ショック』と呼んでおります。

ここ杭州まで来たら、同じ道程により上海→広州→香港までの折り返しとなります。

帰りの列車も行きと同じような感じでしたが、我々4人は相当疲れていたみたいで、あまり元気はありませんでした。

中国の騒々しさは凄まじいものがあります。
絶えまない人の波、大きな声、クラクションの音。

広州から香港へ戻ったときに、香港が静かなところだと感じました。

そして、日本へ。

〜〜飛行機〜〜飛行機〜〜飛行機〜〜

日本がこんなに静かな国なのかと初めて知りました。
日本という国がお互いに無関心で、なんか冷たい国のような感じを受けました。

また一方で、中国は日本の悪いところをひどく誇張した面もあったような気もします。反面教師と言う言い方は中国に対して失礼ではありますが、我が振り直せという気がしました。

この旅行によって、中国に対して抱いていた勤勉かつマジメな国だというイメージが思いっきり覆されました。
今まで、自分の身の回りにしか感心のなかった学生時代の日々。
それが、世界ではいろんな人がいて、いろんな暮らしがあることを実感しました。

世界には思いもよらぬ、様々な出来事があるのだと。
世界は広い。でも、世界各国そこには我々と同じような日常的な毎日の暮らしの場がありました。

若かった私にとって非常に有意義な旅でした。
ここでの出来事は、ここでの2週間は、今日の日々の生活にも少なからず影響を与えています。

〜1992香港・中国編完〜
posted by F邸のあるじ at 00:00 | ロンドン ☔ | Comment(8) | TrackBack(1) | 諸国漫遊記
この記事へのコメント
百貨店でさえ・・・ない・・・扉が・・・
あ〜あたし中国行けません・・・

いろんな生活習慣があるのですね・・・
受け入れなくては 受け入れなくては・・・ 行く予定はありませんが…(爆)
Posted by もも at 2006年05月01日 00:47
>ももさん
扉がないという発想が生まれるところが凄いですね。中国の長い歴史の中で、そういう考えが生まれてこなかったんでしょうかね?不思議。
でも、今は2006年。あれから15年近く経ってます。五輪も万博も開催されます。大丈夫かと思いますよ!
Posted by F邸のあるじ at 2006年05月01日 09:02
外国人は別料金というのは日本では考えられないことですよね、外国からの観光客が減ってしまうのではないでしょうか。

『杭州ショック』怖いですね、何故つけなかったのか百貨店の店長さんにお聞きしたい気分です。

やはり日本に閉じこもっててはわからないことが多いですね。
次作も楽しみにしています。
Posted by 無印筆者 at 2006年05月01日 23:18
>無印筆者さん
外国人通貨は当時の共産国ならでは思想ですね。さすがに今の時代では通用しないでしょう。
トイレはよくわかりません。百貨店でそんなレベルなんで、田舎の事情はもっとすごいでしょうね。
適当に好きなことを書いてる旅行記ですが、・・・他の記事ともマッチしなくて浮いてますが、続けていこうと思います。
適当にお付き合いください!
Posted by F邸のあるじ at 2006年05月02日 09:24
外人で、銭湯に違和感があるという話を
聞いたことがあります
日本人のトイレの違和感は
この銭湯みたいな違和感なのかなぁ???
これは、体験してみないと解らない
その国の文化に体験ですね

Posted by northin at 2006年05月02日 09:51
>northinさん
外国人が銭湯で違和感あるのなら、あのトイレはもっともっと別世界・別次元のことに感じると思います。拒否反応起こすんじゃないかなぁ。文化・風俗の違いとはいえ、恐ろしいです。
でも、インドやいくつかのアフリカ諸国には、もっと驚くようなことがあると聞きます。体験してみたいです^^
Posted by F邸のあるじ at 2006年05月02日 13:11
 外国人は別料金、というのはアジアでは結構あることなのでしょうか。私もタイに行ったとき、何度か経験しました。象に乗った時なんて全く法外でした。
 タイのトイレも田舎では簡易水洗(というか、使用後自分でバケツで流すもの)でしたが、水でよく流しているせいか、とても清潔でした。扉もついてたし(下の隙間が異様に大きいのが気になりましたが^^;)ちなみに私は大量にあるトイレ(扉なし)の一つを選んで使用しないといけない、という夢を何度か見たことがあります。もしや前世は中国人だったのか!?
Posted by Mr.Aの嫁 at 2006年05月03日 22:35
>Mr.Aの嫁さん
途上国にはよくある話なんでしょうか?
私は学生時代の中国でしか体験してないなぁ。Yさんと行ったベトナムではそんなことなかったような・・・。最近のタイでもそんなことがあったとは!
アジアの田舎のトイレ、恐ろしそうですね。土に穴掘ってるだけのところもありそうだ!
でも扉のあるなしは大きいですね!

Mr.Aの嫁さんの前世、中国人か・・・?
う〜ん台湾出身の某歌手に似てるような気が・・・!?
Posted by F邸のあるじ at 2006年05月03日 23:18
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック


Excerpt: 漢詩漢詩(かんし)とは、中国の伝統的な詩。韻文における文体の一つ。狭義には後漢時代に確立した中国の国家芸術としての詩のこと。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;..
Weblog: 中国便覧
Tracked: 2007-10-14 11:55
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。