2006年04月26日

諸国漫遊記〜1992香港・中国編A〜

香港から中国へ。
当時は国境を越えなければなりませんでした。

汽車は深センから広州へと。

香港では異国の雰囲気を味わいつつも、大きな驚きはありませんでした。
楽しみながらも海外ってこんな感じなんだなぁ、なるほどなるほど!と思っていました。

ところが・・・

中国に入るに従い、だんだん雰囲気も変わってきました。

我々4人が広州の駅に降り立ったとたん、
香港で抱いた異国に対するイメージがぶっとびましたexclamation

ここは香港とは違う、全く違う国だ!
民主主義から共産主義の国へ。

広州の駅のホームには怖い顔の軍人さんが闊歩しています。
香港では色鮮やかだった景色が、一変して地味な配色の風景に。

パスポートコントロールも緊張しながら怖々とした気持ちで受けたのを覚えています。

そして、駅の外を出るや否や想像の範囲を大きく超える世界が目や耳に飛び込んで来ました。

駅舎の中は、すごい人の数。
駅の外は自転車にバイクに小型自動車の大群。

クラクションの嵐
人々の大きな声。
外国人を見つけては声をかけてくる怪しげな人々。
単に喧噪と呼べるようなレベルではない絶え間ない騒音。

エネルギッシュ?パワー?が固まりとなって、ぶつかり合っているような光景。

目の前で、駅前ロータリーをくるくる回る自動車に自転車が巻き込まれる事故どんっ(衝撃)が起きた。
自転車が大きくひっくり返ってました。

そして圧巻は
駅前で見たケンカ。

若い兄ちゃんが年老いた女の人とケンカをしていた。
若い兄ちゃんが本気で蹴飛ばしています。
年老いた女性も負けじと言い返していますが、さらにキーック!
お互い闘争心剥きだしでケンカしています。
相手が女性、しかも年老いているということなど全く関係なく対等にケンカしています。

す、凄い気迫だパンチ

でも、まわりの人はまたかと言った感じの目線。
日常的な光景なんでしょうか。

普通に、たくさんの人々が足早に歩き、大声で話しをし、
そして、車のクラクションは絶えず鳴り響く。

ははぁ、これが中国ですか。
凄いところに来たんだなぁ。

広州では、次の目的地、上海へ向かうために降り立っただけですが、インパクトの強さは十二分に強烈でした。

これは静かな大人しい日本では想像できない世界です。
喧噪の香港の街もはるか彼方の穏やかな世界に見えてしまいます。

異国の地に来たのを実感しました。

そんな中国の初めの一歩でした。

一泊した後に周辺をブラブラしましたが、その印象は変わらず。
活気のある市場では、日本では、まず見ることも食べることもない食材が並んでいます。(生きているのもいます!)

そして、広州駅にもどり、鉄道に乗って上海を目指しました。
鉄道での長旅です。

〜つづく〜

広州《Guangzhou》上空 (by google earth)
広東省広州.jpg
posted by F邸のあるじ at 12:57 | ロンドン 🌁 | Comment(9) | TrackBack(0) | 諸国漫遊記
この記事へのコメント
>駅前で見たケンカ。
中国の人たちは何事にも妥協しないって昔聞いたことがあります。
だから相手構わず本気だったのでしょうか?でも怖いですね。
僕の友達にも数年前1人で中国へ旅行してきた人がいましたが
頂いたお土産がインパクト大でした。Tシャツとかのデザインが。。
普通に着れないようなやつで。ウケ狙いだったみたいですけど。
Posted by ジュニア at 2006年04月26日 14:44
大きい国なんで
何でもスケールが違うんですね
とてもにぎやか(騒がしい?)な国なので
中国人は声がでかいのかなぁ?
活気ある市場に行ってみたいよ
Posted by northin at 2006年04月26日 15:24
あの〜トイレは穴だけ・・・と聞きましたが 日本人は持参した折り畳み傘で隠したとか・・
それほんとですか?
恐怖です。。
Posted by もも at 2006年04月26日 18:16
中国というとトイレがひどかったり、雑然としているというイメージをもってたところ、
「そんなのは10年前の話で今の中国の都市は進んでるぞ」
と、恩師に諭されたことを思い出しました。
1992年というとまだ都市開発中ですかね。
2005中国であるじさんがどう感じたか楽しみです^^

軍人さんは怖いです…
緊張感満載ですね。
Posted by 無印筆者 at 2006年04月26日 18:18
 自転車にバイクに小型自動車の大群・・はTVで見かけることがありますが、あれはTV用ではないのですね。道路の幅が広いのでしょうか。ママチャリを利用している私は、自転車の人たちは、何`ぐらいの距離をのっているの?雨が降ったらどうするの?というところが気になります。
 「百聞は一見にしかず」ですが、あるじ様の記録から、中国はぎゅっと押し込めた大きな力をもっているように感じられます。
Posted by ねさま at 2006年04月26日 22:16
>皆様へ
コメントありがとうございます。
香港中国編は全4編を予定しております。
このペースでいったら、すべての旅が終わるのが相当先になることに気付きました。
どうか気長にお付き合いくださいませ!
Posted by F邸のあるじ at 2006年04月27日 08:55
>ジュニアさん

>>中国の人たちは何事にも妥協しない

それは言えます!それが国民性(漢民族の)なんでしょうか?
土産のTシャツ、確か上海でそういう変なデザインのTシャツ見た記憶があります。抜群のお土産選びのセンスをお持ちの方ですね!

>northinさん
学生時代、社会人になってから、何人かの中国人の方と付き合いがありますが、みんな声がでかいですね。それも国民性なのかな?耳が痛くなるほどでかいです。
Posted by F邸のあるじ at 2006年04月27日 09:00
>ももさん
中国のおトイレ事情ですね?第4回でそのことについて少し触れる予定をしております。
ももさんなら、「キャー!」となるようなおトイレ事情です。逆にご主人さんなら慣れたものかもしれません。

>無印筆者さん
中国は都会と田舎の格差が日本以上に拡大しているみたいで、トイレ事情の格差も拡大してるんでしょうね。
五輪を控えた北京では昔のような溝だけのトイレは減ってきていると聞きますが、それは公共の場の話であって、古い家屋では溝のみのところもあるみたいです。
軍人さんは当時の柔な私には結構インパクトありました。予備知識も持っていなかったし^^
Posted by F邸のあるじ at 2006年04月27日 09:04
>ねさま
中国人パワーは恐るべしです。すごいエネルギッシュです。活気の固まりです。
自転車の大群についてですが、当時の中国ではそういった光景が当たり前でしたが、今は(昨年行った北京では)自転車の数は少なくなり、自家用車が台頭しているようです。あのエネルギーを持ってすれば中国も発展のスピードも凄いのでしょうね。
Posted by F邸のあるじ at 2006年04月27日 09:09
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